2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

半漁人

最近,不思議に思うこと.「はんぎょじん」と書いて「半漁人」と変換されること. 「半魚人」でないかと. いや,漁をする人は普通の人ではないかと. 「はんぎょじん」もきっと漁はするでしょうが,問題はそこではなく,体が魚だったりすることなんじゃなか…

では半ズボンはいかがだろうか。

勝手にブログ評論というのをやってみた. 押すたびに,少しずつ変化しておもしろかった. こんな本を読んだばっかりに,ショタコンみたくなってしまった しかし,個人的には,「オランダ製の万能クイーン」に興味がある. 以下,内容. 空気は読んで踏みにじ…

エラリイ・クイーン 「最後の一撃」

エラリイ・クイーンの 「最後の一撃」を読了。 長編推理小説。 1905年、出版社社長夫婦が自動車事故で死亡。妻は妊娠中で事故のショックで二人の子供を産みおとした後死亡。夫は2番目の子供を呪い、1番目の子供だけを認知し2番目を医者に渡す。 25年後(1930…

中村吉右衛門「半ズボンをはいた播磨屋」

中村吉右衛門の初エッセー集の「半ズボンをはいた播磨屋」を読了。 以前読んだ雅楽シリーズ(こことか,ここ)を読んで歌舞伎関係者の本が読みたくなって購入。 わたしは中村吉右衛門を歌舞伎役者としては勧進帳の弁慶しか知らないで、時代劇での鬼平犯科帳ば…

森博嗣「探偵伯爵と僕」

森博嗣の「探偵伯爵と僕」を読了。 夏休み僕は探偵を名乗る伯爵アールに出会う。夏祭りの夜僕の友達のハリィが行方不明になる。僕と伯爵はハリィの行方を捜すが、さらにもう一人行方不明になる。 著者が今までの作品でよく使ったネタがまた見られた。その内…

大藪春彦「探偵事務所23」

大藪春彦の「探偵事務所23」を読了。ハードボイルド短編集。 23は巻数ではなく、主人公田島の探偵事務所の名前で東京23区のことらしい。 探偵の田島はオリンピックの選手になれるくらいに射撃の名手だ。彼が、警察や客の依頼によって、様々な悪党の元に潜入…

仁木悦子「猫は知っていた」

仁木悦子の処女作「猫は知っていた」を読了。高校時代、古本屋で50円で購入したものを再読。作家として初の乱歩賞受賞作品で当時は作家が病弱な女性であることで話題になったそうだ。 仁木悦子・雄太郎兄妹が主人公で彼らの下宿先で起こる殺人事件の話。 仁…

海堂尊「チーム・バチスタの栄光」

海堂尊の「チーム・バチスタの栄光」を読了. 今度映画にもなる小説で,第4回「このミステリーはすごい!」大賞の受賞作. 受賞当時,現役のお医者さんが書いたミステリで有名になったこと,それと審査員の人がべた褒めだったのを覚えている. それで,「現…