win-win

って何さと説明してみる。


要は零和ゲームを効用値を変えることによって、非零和ゲームにする方法なんだと思う。っていうか、そういう風になるようにしましょうねという提案なんだと思う。


簡単にいうと
あんたら勝つか負けるかってこの状況をとらえているけど、勝ってどうしたいのよ?したいこと全部が本当に全く対立しているの?そこらへん腹割って話してみたら勝か負けるかってだけじやない第3の案が見えてくるんじゃないの?
って話だと思う。


具体例だとよく言われる話にこんなのがある。
「姉妹がいる。姉妹は1つのオレンジを巡って喧嘩している。大人がやって来て「半分個にすればいいじゃない」と言っても姉妹は納得しない。
ここでwin-winですよと大人は姉に「オレンジで何がしたいのよ」と聞く。「ママレード作るのさ」妹に同様に聞く。「食べんのよ」大人はオレンジの皮を剥き姉に与え、実を妹に与えた。」
この場合、姉は満足。妹も満足。
勿論、姉妹共に実が欲しいとなるとどうしようもない。でも、最初から満足できる結果がある可能性を捨てないで探してみようよって話。


何が言いたいかっていうと、win-winで大事なのは満足しあうってことで愛じゃないって事と全てのゲームに必ずあるってものではないって事。


じゃあ、どうしようもないときは?
オレンジの例なら、解決しなければオレンジは腐るわけで、交渉しなければ零なんだから、公平な方法を考える。
一般的には、交渉で得られるものが、交渉しない状況よりも望ましいなら、交渉して望ましくないなら席を立つ。