2007-01-01から1年間の記事一覧

デジカメ購入

我が家では,正月三が日に親戚が来たときしか,カメラを使わない. 今までは,インスタントカメラをその都度買っていた. で,何を思ったのかデジカメ購入のお達しが出た. 「インスタントカメラを毎年買うのは勿体無い.デジカメに金を出すのはいいが,買う…

スイーツ(笑)

http://www.morinaga.co.jp/lui/を食べた. ブツは,2層になったチョコレートで,上がエスプレッソ味,下がホワイトチョコにビスケットが混じったやつ. 私には甘さも量もちょうどよく,とてもおいしくいただけた. コンセプトがすごくて, 「私らしい,チョ…

デイヴィッドハンドラー「殺人小説家」

デイヴィッドハンドラーの「殺人小説家」を読了。シリーズものの長編推理小説。 この作品で初めて読んだが、たぶんこの作品だけでも楽しめると思う。 主人公は元小説家で現ゴーストライターで女優の元夫で(現恋人?)、女優の子の父親、学生時代は陸上の選…

渡辺浩弐「1999年のゲーム・キッズ 」

渡辺浩弐の「1999年のゲーム・キッズ 」を読了。 SFショートショート集。 1994年にファミ通という雑誌で連載されたものだそうで、売りが1999年に起こっているだろうことを描くという近未来予測。1994年当時はその手の話題に興味がなかったのでこれが当時どれ…

中村雅楽探偵全集

ここで紹介した中村雅楽探偵全集. いつの間にか最終巻が出ていた. この作者は亡くなられているので,最後は本当に最後なんだと思うと,切ない限りだが… 欲しい! 今のところ読んでないのは子の2冊. メモ代わりに.劇場の迷子―中村雅楽探偵全集〈4〉 (創…

エラリィ・クイーン「Zの悲劇」

エラリィ・クイーンの「Zの悲劇」を読了。 長編推理小説。若い女性の一人称で書かれる。殺人犯人とされる人物の無実を証明するという立場から、事件を解く裁判サスペンスの趣もある。 最後の仕掛けの時間ぎりぎりの謎解きはハラハラして面白かった。最後の…

山田真哉「女子大生会計士、はじめました藤原萌実と謎のプレジデント」

山田真哉の「女子大生会計士、はじめました藤原萌実と謎のプレジデント」を読了。 シリーズの短編集の4冊目 女子大生会計士の萌実(探偵役)と新米会計士の柿本(ワトソン役)が監査先の事件を解く。この作品では、新米会計士時代の萌実の話もあって、シリー…

萌え

先輩たちと『眼鏡萌え』の話をした。 会話のメンバーは、男女1名ずつで「眼鏡をしている女性の萌えポイント」について、熱く語った。わたしはその萌え心に薄かったので聞き手に回っていたのだが、キャーキャーやってる彼らを見て羨ましく思った。 萌えという…

西村京太郎 「殺しの双曲線」

西村京太郎の「殺しの双曲線」を読了。 長編推理小説。 これも、作者の初期の作品。 作者が始めにメイントリックであると宣言している通り、ノックスの十ヵ条の「双子トリック」を主題とした本格派ミステリーだった。 東京で双子の強盗犯が現れる一方、雪山…

携帯小説のリアル

携帯小説のターゲットに受けるのは、実話だそうで、その理由は読者が共感できるかららしいよ。恋空も実話として読めたから売れたという話を読んだ。 それは、コンビニなどに置いてある「実録なんとか組抗争」だの「実話嫁姑戦争うんたら家の恐怖」だのといっ…

西村京太郎「名探偵なんか怖くない」

西村京太郎の「名探偵なんか怖くない」を読了。 長編推理小説。 大富豪の佐藤が3億円事件の犯人を作りだし、観察するというゲームをはじめた。オリジナルの犯人の特徴と呼ばれるモノを持った青年村越がターゲットとして選ばれ、お膳立てされたまま罠とも知ら…

ジョン・ディクスン・カー「火刑法廷」

ジョン・ディクスン・カーの「火刑法廷」を読了。 密室モノの長編推理小説。妻と似過ぎた、17世紀に死刑となった毒殺犯の写真を、有名作家の原稿で見つけてしまった主人公。疑心暗鬼になってしまう主人公と怪しげな言動を行う妻のぎこちない雰囲気の中、さら…

けーたい小説

映画にもなった「恋空」を読んでみて、挫折した。 「恋空」は有名な携帯小説なのだが、ケチってPCのブラウザ上で読んだのが敗因かもしらん。 読む前は、ターゲット層の女子高生から見れば年寄りとはいえ、少女漫画の現役読者だから勝てるとふんでいたが、駄…

麻耶雄嵩「蛍」

麻耶雄嵩の「蛍」を読了。 館モノの長編推理小説。肝試しサークルのOBが買った曰く付きの屋敷「ファイアフライ館」でサークルの合宿を行う。曰くとはここの前の所有者は6人の仲間を一晩で惨殺し、さらに彼自身亡くなっていることだ。現所有者によってその様…

ブログ書きのメリット

今のHNは戸籍上の自分の名前ではない。 で、インターネット上でその戸籍上の名前を使うようにさせろという主張があるらしく、延々と議論しているようだ。 「無理じゃね」と思うのと「嘘つきが一番得をするようだな」としか思わないんだけど、何でそんなこと…

大人免許

大人として扱うかどうかを年齢だけで決めるのはどうも具合が悪くないか?いっそ免許制にでもしてしまったらどうだろうか、と。 大人の権利(一般の20以上の人間にのみ認められる権利)を免許制にして,試験に通らなければ大人の権利を与えないというお話.お…

宇江佐 真理「聞き屋与平―江戸夜咄草」

宇江佐 真理の「聞き屋与平―江戸夜咄草」を読了。大店の隠居を主人公とした時代小説短編集。 隠居生活に厭いた与平は、聞き屋を始めた。聞き屋とはお客の話を聞く商売。相槌を打ったり、話を促したりするが、お客の話を聞くのがメインの仕事。 家族やお客や…

横山秀夫「顔」

横山秀夫の「顔」を読了。 若い婦警を主人公とした警察小説の短編集。 昔ドラマにもなった。 過去に不祥事があった主人公が、色々な部署に配属される話。 この作者はリアリティのある警察を描くときいた。そのせいか、実際の婦警さんは知らないからリアルか…

社会的ダーウィニズム?

というよりは他人の子供に金をかけたくない系の話だと思った。何か損した感じ? 私は子供は親のモノじゃないと思うから、出産とか教育に対して社会が金かけるのはおかしくないと思うけど で ふと、思った。 ベビーブーマーの親世代でかつ独身の人の気持ちは…

SF的「腐」

※以下女性向け男性同性愛的表現があります。哲学的SFを見て、ふと、中学生で読んだ本を思い出した。 小説ビーボーイという雑誌に乗っていた読み切りか前後編ぐらいの短期連載だった。内容は 「タコ型宇宙人(以下タコ)に乗っとられた少年と、違う星のイカ…

ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」

ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」を読了. 長編近未来SF小説. ホーガンのデビュー作でシリーズものの第1作. ハードSFというジャンルでは古典的な名作だそうだ. 近未来,宇宙に目を向けた地球人たちが,月で発見した男性死体. 5万年前に死んだ…

松本清張「点と線」

松本清張の「点と線」を読了. 長編推理小説.社会派の推理小説作家であった松本清張のデビュー作.汚職事件の重要人物が女性と情死した事件を追う東京の刑事さんが謎を解く話. 松本清張は歴史上の人物という感じが強く,今まであまり興味を持てなかったの…

外観を変えてみた. hatenaにはゴスロリなデザインもあったのだが,引用部分が見づらいので止めた.

トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の仲間たち」

トーベ・ヤンソンの「ムーミン谷の仲間たち」を読了. 「ねぇ,ムーミンこっち向いて」の歌でおなじみのムーミントロールの話.9つの作品がある短編集.ムーミン一家以外のメンバーが主人公になっているものが多い. 子供の頃はグリムとかアンデルセンとか…

ごっこ遊びに他人を巻き込むな

柴田よしき「求愛」

柴田よしきの「求愛」を読了。 女流作家のサスペンスミステリー。火サス的だと思った。求愛作者: 柴田よしき出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る

独りごちる

はき出したいけど 参加したら負けなゲームだから堪えてる. 罵倒したいけど, そこまで優しくないから堪えてる. きっと, 優しい良い人が 指摘してくれると期待してる

森 昭雄「ゲーム脳の恐怖」

森 昭雄の「ゲーム脳の恐怖」を読了。 いわゆるトンデモ本。 話だけは聞いてトンデモだということは推測出来たけど何言ってるか分からなかったので、読んでみた。ものすごく素直に読んでみたら この人の調査が全て正しかったとしても、「ゲーム脳」って全然…

スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」

スタニスワフ・レムの「ソラリスの陽のもとに」を読了. 最近SFにチャレンジ中なのと古本屋で105円で売っていたので買ってみた. SF小説らしいと言うことだけは解っていたが,情報を集めてみると古典らしい. ソラリスという架空の惑星との生物「海」と人類…

差別は悪とか当たり前すぎる

差別主義者であるとか,差別主義者を擁護していると思われているかもしれないので,保身のためにいっておく(しかし、本当はただ知られていないだけなのかもしれない). 私は人種や性別などの差別はいくないと思っている. ただ,差別(ステレオタイプにもとづく…