エラリィ・クイーン「Zの悲劇」

エラリィ・クイーンの「Zの悲劇」を読了。


長編推理小説若い女性の一人称で書かれる。殺人犯人とされる人物の無実を証明するという立場から、事件を解く裁判サスペンスの趣もある。


最後の仕掛けの時間ぎりぎりの謎解きはハラハラして面白かった。最後の何だかんだ言って老俳優のレーンさんが、お達者なのも良かった。
ただ「Z」の悲劇というのはあんまりだ。

Zの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

Zの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)