ブログ書きのメリット

今のHNは戸籍上の自分の名前ではない。
で、インターネット上でその戸籍上の名前を使うようにさせろという主張があるらしく、延々と議論しているようだ。
「無理じゃね」と思うのと「嘘つきが一番得をするようだな」としか思わないんだけど、何でそんなことを主張するのかわからなかった。

で、この記事を見てなんとなく、わかった気がする

嫌な思いをしてまで、面白いコンテンツを無償で公開してくれることを他人に期待することができないのです。実際、比較的ネット社会に親和性の高い情報ネットワーク法学会の会員たる法律学者・弁護士ですら、新規にブログを立ち上げる人は最近あまり見られません。

この人は実名にしたらネットイナゴと呼ばれるような無責任な誹謗中傷を行う人がいなくなって、そうしたら”面白いコンテンツを無償で公開してくれる”人が出やすくなるんじゃないかと言いたいらしい。


私は「面白いコンテンツを無償で公開してくれる」メリットがわからない。あ、わからないというのは言い過ぎかも知らん。学者とかそういう専門知識を持った人に「そんなもん、何のメリットがあるの?」と言われたときに相手を説得することができないとは思う。で、メリットがないもののデメリット部分のリスクを減じたからといって、”面白いコンテンツを無償で公開してくれる”人が大幅に増えるとは思えなかった。


しかし、この人は何らかのメリットがあると思ってることはわかった。
だから、この手の主張がわからんかったんだろう。