けーたい小説 - 空気は読んで踏みにじるもの

映画にもなった「恋空」を読んでみて、挫折した。

「恋空」は有名な携帯小説なのだが、ケチってPCのブラウザ上で読んだのが敗因かもしらん。
読む前は、ターゲット層の女子高生から見れば年寄りとはいえ、少女漫画の現役読者だから勝てるとふんでいたが、駄目だった。どれくらい駄目だったかというと主人公と相手が付き合い始めるまでしかもたなかった。

ブラウザでみると、一文一文が空きすぎている上に1ページ当たりの文章量が少ないので、まとまりが分かりづらいというか、テンポが掴みづらい。だらだらしているなと思ったら、いつの間にか急展開という感じだ。

内容に関しては、ろくに読んでいないので何とも言えないが、これは普通に少女漫画じゃね？少女漫画の文字の部分を全部書き起こしたみたいだと思った。まあ、私のような年寄りは、絵の部分を自分の想像で補うのがだるいが、現役だったり、そういうのに慣れれば、自分で好きに作れる分楽しめるのかもしらん。