エラリイ・クイーン 「最後の一撃」

エラリイ・クイーンの 「最後の一撃」を読了。
長編推理小説


1905年、出版社社長夫婦が自動車事故で死亡。妻は妊娠中で事故のショックで二人の子供を産みおとした後死亡。夫は2番目の子供を呪い、1番目の子供だけを認知し2番目を医者に渡す。
25年後(1930年?)、このときクイーン氏は「ローマ帽子の謎」を執筆した直後である。彼は12日間のクリスマス休暇に友人の別荘に招かれる。集まったのは12名。12日間、12人が一つの屋敷内で生活を共にするということになり、さらにこの12人の星座はすべて異なり12星座すべてがそろっていることになる。このような中、友人のもとに「クリスマスの12日」に似た詩と共に奇妙な贈り物が届けられる。しかも、屋敷の外から入ったわけではないようだ。送り主は誰か?そんな中、見知らぬ老人が殺されていた。
そして、なぞは結局解かれず27年後、クイーン氏はふとしたきっかけでその謎に再び取り組むことになる。


殺人事件当時の時事ネタが面白かった。謎解きが微妙というか、知らんがなと思ってしまった。

最後の一撃 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-14)

最後の一撃 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-14)