佐野洋「歩け、歩け」
初めてこの人の本を読んだ。とても息の長い作家らしく、1928年生まれでいまだ現役らしい。1964年から2005年までの作品が載っている。テーマや主人公が決まっているわけでは無く未収録作品を載せたというものらしい。色々なタイプの作品が見られて面白かった。
私は特に「十五年目の子」が好きだ。
ずっと子供を作るのに消極的だった夫が突然子供を欲しがったのは何故かという謎から夫の秘密が明らかになる。
最終行のその後の展開が、気になった作品.
- 作者: 佐野洋
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/01/11
- メディア: 文庫
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