破壊的な餃子

sor_a2008-07-30

先日ビアガーデンに行った。そのとき食べた餃子が餡のバランスがよくとても美味しかったのだけど、物足りなさを感じた。
餃子はこうガツンと来るような強さが欲しいと思うので。
そこでガツンと来るやつを作ってみた。

材料
皮は30枚売りだったので、とりあえずそれくらいの量の餡を作ることから始めた(結局20個くらい余ったので半分強くらいでよいらしい)。
ガツンと来るためには、香味野菜の類をわんさと入れればよいのだろうと思ったのでニンニクを3玉、葱を1本、庭に植わっていた大葉を30枚くらい使った。普通白菜やキャベツを入れるのだけれどこの段階で入る余地がなさそうなので諦めた。また肉は豚ひき肉が妥当なところだけれども、なんか和風の勢いだったから魚のすり身エビ入りを使った。

手続き
まずすり身に醤油と酒を適当に入れて混ぜ合わせた。これを冷蔵庫で放置しその間香味野菜をみじん切りにした(フードプロセッサーを使った)。次にすり身と野菜を混ぜ合わせて1時間ほど放置した。
そして、包み。実際にやってみると思いのほか皮が小さかった。皮1枚につきティースプーン1杯の2/3くらいの餡を使った。包み方は棒状かコイン型にした。棒状は20枚くらいで冷凍時にスペースをとらない形として採用した。残りはコイン型でつぶれた形の方が火が通りやすいかと思ったのでやってみた。糊としてかたくり粉を水に溶かしたやつを用意した

  1. 棒状:皮の真ん中に餡を長方形になるようにおく。皮の端にかたくり粉の糊をつける。奥の皮を折り、手前の皮を折る。筒状になった皮の先(筒の出口と入り口)を折り込む。
  2. コイン型:皮の真ん中に餡を乗せる。このとき乗せる餡は心持少なめに。皮のはしにかたくり粉の糊をつける。餡を乗せたまま皮を半分に折り抑え込む。このとき餃子は半月が横たわった状況なので餡の入っていない皮の端部分だけ立てる。そのまま半月の端と端を

手前に回りこませて糊をつけて抑え込む
結局20個分くらい餡が余った。
焼くのはコイン型で棒状は冷凍する。冷凍方法はトレイにラップを敷いて上に餃子を重ならないように置く。これを冷凍庫で凍らせて、凍ったらタッパーに並べる。こうすれば、冷凍中にタッパー や重なったほかの餃子とくっつくこともない。
焼いてみたけれどもコイン型だからといって特に早くなったわけでもなかったように思う。

結果
写真はコイン型を焼いたやつ。餃子はヒダヒダ命という人には物足りないかもしれないけど食べやすくてよかった。立った皮と餡が入った膨らんだ部分のすき間に醤油をたらして食べれるのも面白かった。
醤油とラー油で食べたけれども、ガツンとした感じは確かにできて非常に美味しかった。すり身の味はまったくなくひたすらニンニク!葱!シソ!とそれぞれ主張しまくっていて喧嘩というか戦争状態でかえって妙なハーモニーを感じられた。


こういうのが好みなので大変満足だったのだけどど身体的にはどうもならんってレベルだったらしくその夜は全く眠れなかった。
今度はニンニクを一玉減らして体がおかしくならないように調整しようと思う。